超小型KURAMA-II

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超小型KURAMA-II:画面イメージ2
超小型KURAMA-II:画面イメージ3

京都大学複合原子力科学研究所による放射線検出器「超小型KURAMA-II」の開発に参加しました。

超小型KURAMA-IIは、低消費電力ながら約500kS/sの比較的高速なADCやGNSS受信機を搭載したSONYのIoT向けシングルボードコンピューターSpresenseをプラットフォームとして採用し、これにCsI(Tl)検出器とMPPC、LPWAを組合せることで発災直後などに機動的に放射線モニタリングを展開できるツールとしての利用が見込まれます。また超小型KURAMA-IIは線量率を測定するだけではなくエネルギースペクトルも取得できるため、核種の同定にも使うことが可能です。

S2ファクトリーは、Spresense上で動作するソフトウェア(ADCからのデータ読出しとシグナル検出、GNSS受信機からの位置情報読出し、帯域の狭いLPWAでスペクトルデータを送るためのデータ圧縮、LPWAを利用したデータ送信)及びLPWAサーバーからのデータ読出しと別途KURAMA-II用に開発したマッピングソフトウェア用データへの変換など、一連のソフトウェア開発を担当しました。

https://www.rri.kyoto-u.ac.jp/kurama/kurama-micro.html

クライアント
京都大学複合原子力科学研究所
リリース
2021.3.31
制作チーム
  • S2ファクトリー
担当
キーワード