2021/09/09
在宅勤務環境を整えた話
暗い日が続きますがいつになったら晴れるのでしょうか。
新型コロナウイルスの影響を受けて、昨年の3月からほぼフルリモートの働き方に移行しました。
それまで週に一回程度はリモートでも勤務していましたが、一週間フルで働くのは初めて。当然、自宅の仕事環境は整備されていません。そんなわけで快適に働けるよう少しずつ勤務環境を整え始めました。
今回は在宅勤務環境を整えるにあたって、やったこと・やってよかったことを話したいと思います。
この前のお茶会で、あるスタッフが東京を離れて地方に移住した話をしましたが、実は私も現在東京から離れて生活しています。
フルリモートでほとんど通勤しないし、コロナのせいでどこにも出かけられない。となるとあんまり東京に住んでいる意味がありません。それならもっと家賃の安い・広い家に住みたい。リモートワークでは、住環境=労働環境なので、自分の生活スタイルに合う場所を選びたい。と考えた末に引っ越すことにしました。
とはいえたまに打ち合わせで東京まで出てくることもあるので、そんなに遠くには行けません。
それに東京圏内でも探せば家賃が安くて広い家を借りることはできるはず。ということで東京圏内で探してみることに。
賃貸情報を見ていると、やっぱり地方へ行けば行くほど広くて家賃の安い家が増え、選択肢の幅がどんどん広がっていく感じがして、家探しは楽しかったです。
結局、神奈川県の方に引っ越したのですが、前に住んでいた家よりも一部屋増え、さらに東京の相場と比べると家賃も2/3程度で借りることができました。
都心から少し離れただけで人口密度は低いし空が高くて広い。
それでいて周りの環境もそれほどローカル感はなく、閑静で気持ちのいいところだったので、仕事をするにはいい環境かなと思っています。
部屋数が増えて、より広く空間を使えるようになったので、仕事部屋とまではいきませんが、仕事専用のエリアをつくることにしました。
エリア内にはなるべく仕事に関係のあるものだけを置いて気が散らないようにしています。
だからと言って仕事ばっかりになってしまうのは窮屈です。
そこで、好きな絵や植物を飾ったりして開放感を演出したり。なんとなく疲れない工夫を凝らしました。
ちなみに私の現在の作業環境はこんな感じです。
S2には「デバイス購入支援制度」という、仕事で使う以外でも日常的に使い続けるような機器(スマホ、ウェアラブルデバイス、PC等)の購入を会社が一部負担してくれる福利厚生があるのですが、それを使ってモニターやサブのPCなどを購入させていただきました。
それぞれに少し補足で説明を。
PC類
サブ機はデバイス購入支援制度を利用して購入。3DCGのモデリング・レンダリングするのに使っています。
iPad Pro は Adobe Fresco を使ってのスケッチが主な用途です。
モニター・デスクマウント
モニターとモニターマウントもデバイス購入支援制度を利用して購入しました。
基本的に作業は全てこちらのモニター上で行って、ラップトップで資料を開いたりとか、使い分けるようにしています。
そして、買って良かったものの一つがモニターマウントです。
大体の場合、モニターを支えるための台がモニター本体についてきて、画像のように机の上に設置すると思うのですが、モニターマウントだと元々の台よりも設置部分の面積がもっと小さくてすむので、その分机を広く使うことができます。また、自由にモニターの位置を動かせるのでそれも便利です。
キーボード・マウス
キーボードとマウスは Apple 純正のものを使っています。
レタッチ用に Wacom Intuos Medium を購入したのですが、今のところほとんど使う機会がありません。。。
一応、Kensington のトラックボールも購入して手元には置いてありますが、Trackpadに慣れすぎて他のものを使う気になれず、、とか言いつつ HHKB や 3D Connexion SpaceMouse が気になっているこの頃です。
椅子
特に買って良かったのが椅子です。
セイルチェアというハーマンミラー社によって人間工学に基づいて作られた椅子を使っています。
普通に購入すると安いものでも8万円ぐらいするらしいのですが、私はオフィスバスターズで3万円程度(中古)で購入しました。
いろんなところの調整が可能なので、体にフィットした座り心地を実現することができ、そこがすごく気に入っています。
音
イヤホンを長時間していると耳が痛くなってしまいますが、在宅勤務だとスピーカーが使えるのでそんなことは気にする必要がありません。
というわけで、音にもこだわって環境を構築してみました。
スピーカーとPCの間にオーディオインターフェイスとして、DJ用機材の Traktor Kontrol Z1 を接続しています。
在宅だとどうしてもON / OFF の区別が付きにくくなってしまいます。
その対策として、
の三つを取り入れることにしました。
というルール設けました。
これまではPCがいつでも目に入る環境で生活をしていたので、なんとなく仕事のことを思い出して気が休まらない、だらだらと仕事を続けてしまう。ということが結構あったのですが、エリアを切り離したおかげで、気持ちの切り替えがうまくできるようになったと思います。結果的に中途覚醒が減り、睡眠の質が向上したと感じています。
というわけで、簡単で色々な種類があるお茶を好んで飲むようになりました。
最近のお気に入りは、KALDI で購入できるガーデンティーです。
真っ青なお茶なのですが、レモンなどの柑橘系のものを入れるとピンク色に変化します。
見た目がフォトジェニックでいて、さらにビタミンCも豊富で体に良いらしいです。
さらに、お茶を入れる時には Brita で浄水した水を使っています。浄水した水を使うだけで全然味が違います。
ベランダに椅子やテーブルを置いて、そこで作業してみたり。
もうちょっと気分転換したいなという時には少し離席して近所を散歩したり、ランニングをするようになりました。
やっぱり都心に比べると周りが静かなので、外に出るだけでだいぶ気分転換になります。
以上のことを在宅勤務環境改善のために行った、あるいはやるようになったのですが、都心でリモートワークを手探りでやっていた頃に比べるとストレスなく働けています。
みなさんの在宅勤務環境や、やってよかったことなどあればぜひ教えてください。
今回は弊社のある社員が「フルリモートになってから在宅勤務環境を整えた話」をしました。
新型コロナウイルスの影響を受けて、昨年の3月からほぼフルリモートの働き方に移行しました。
それまで週に一回程度はリモートでも勤務していましたが、一週間フルで働くのは初めて。当然、自宅の仕事環境は整備されていません。そんなわけで快適に働けるよう少しずつ勤務環境を整え始めました。
今回は在宅勤務環境を整えるにあたって、やったこと・やってよかったことを話したいと思います。
引越し
この前のお茶会で、あるスタッフが東京を離れて地方に移住した話をしましたが、実は私も現在東京から離れて生活しています。
フルリモートでほとんど通勤しないし、コロナのせいでどこにも出かけられない。となるとあんまり東京に住んでいる意味がありません。それならもっと家賃の安い・広い家に住みたい。リモートワークでは、住環境=労働環境なので、自分の生活スタイルに合う場所を選びたい。と考えた末に引っ越すことにしました。
とはいえたまに打ち合わせで東京まで出てくることもあるので、そんなに遠くには行けません。
それに東京圏内でも探せば家賃が安くて広い家を借りることはできるはず。ということで東京圏内で探してみることに。
賃貸情報を見ていると、やっぱり地方へ行けば行くほど広くて家賃の安い家が増え、選択肢の幅がどんどん広がっていく感じがして、家探しは楽しかったです。
結局、神奈川県の方に引っ越したのですが、前に住んでいた家よりも一部屋増え、さらに東京の相場と比べると家賃も2/3程度で借りることができました。
都心から少し離れただけで人口密度は低いし空が高くて広い。
それでいて周りの環境もそれほどローカル感はなく、閑静で気持ちのいいところだったので、仕事をするにはいい環境かなと思っています。
デスク周りの見直し
部屋数が増えて、より広く空間を使えるようになったので、仕事部屋とまではいきませんが、仕事専用のエリアをつくることにしました。
エリア内にはなるべく仕事に関係のあるものだけを置いて気が散らないようにしています。
だからと言って仕事ばっかりになってしまうのは窮屈です。
そこで、好きな絵や植物を飾ったりして開放感を演出したり。なんとなく疲れない工夫を凝らしました。
ちなみに私の現在の作業環境はこんな感じです。
分類 | 品名 |
PC(メイン) | MacBook Pro 15inch (2018) |
PC(サブ) | GALLERIA XZ 32GB DDR4 SDRAM |
タブレット | iPad Pro 11inch + Apple Pencil 第2世代 |
モニター | Dell 4Kモニター 27インチ U2718QM |
モニターマウント | エルゴトロン LX |
キーボード / マウス | Magic Keyboard - 日本語(JIS) / Magic Trackpad 2 |
ペンタブ | Wacom Intuos Medium ワイヤレス |
机 | IKEA LAGKAPTEN / ADILS 120x60 + イセトウ 引き出し |
椅子 | Herman Miller セイルチェア |
スピーカー / イヤホン | Fostex PM0.4c + Traktor Kontrol Z1 + CLASSIC PRO MST / BeatsX |
S2には「デバイス購入支援制度」という、仕事で使う以外でも日常的に使い続けるような機器(スマホ、ウェアラブルデバイス、PC等)の購入を会社が一部負担してくれる福利厚生があるのですが、それを使ってモニターやサブのPCなどを購入させていただきました。
※デバイス購入支援制度についてはまた何かの機会で詳しく紹介できればと思います!
それぞれに少し補足で説明を。
PC類
- メイン:MacBook Pro 15inch (2018)
- サブ:GALLERIA XZ 32GB DDR4 SDRAM
- iPad Pro 11inch
サブ機はデバイス購入支援制度を利用して購入。3DCGのモデリング・レンダリングするのに使っています。
iPad Pro は Adobe Fresco を使ってのスケッチが主な用途です。
モニター・デスクマウント
- Dell 4Kモニター 27インチ U2718QM
- エルゴトロン LX
モニターとモニターマウントもデバイス購入支援制度を利用して購入しました。
基本的に作業は全てこちらのモニター上で行って、ラップトップで資料を開いたりとか、使い分けるようにしています。
そして、買って良かったものの一つがモニターマウントです。
大体の場合、モニターを支えるための台がモニター本体についてきて、画像のように机の上に設置すると思うのですが、モニターマウントだと元々の台よりも設置部分の面積がもっと小さくてすむので、その分机を広く使うことができます。また、自由にモニターの位置を動かせるのでそれも便利です。
キーボード・マウス
- Magic Keyboard – 日本語(JIS)
- Magic Trackpad 2
- Wacom Intuos Medium ワイヤレス
キーボードとマウスは Apple 純正のものを使っています。
レタッチ用に Wacom Intuos Medium を購入したのですが、今のところほとんど使う機会がありません。。。
一応、Kensington のトラックボールも購入して手元には置いてありますが、Trackpadに慣れすぎて他のものを使う気になれず、、とか言いつつ HHKB や 3D Connexion SpaceMouse が気になっているこの頃です。
椅子
特に買って良かったのが椅子です。
セイルチェアというハーマンミラー社によって人間工学に基づいて作られた椅子を使っています。
普通に購入すると安いものでも8万円ぐらいするらしいのですが、私はオフィスバスターズで3万円程度(中古)で購入しました。
いろんなところの調整が可能なので、体にフィットした座り心地を実現することができ、そこがすごく気に入っています。
音
- Fostex PM0.4c
- Traktor Kontrol Z1
- CLASSIC PRO MST
イヤホンを長時間していると耳が痛くなってしまいますが、在宅勤務だとスピーカーが使えるのでそんなことは気にする必要がありません。
というわけで、音にもこだわって環境を構築してみました。
スピーカーとPCの間にオーディオインターフェイスとして、DJ用機材の Traktor Kontrol Z1 を接続しています。
休憩をする
在宅だとどうしてもON / OFF の区別が付きにくくなってしまいます。
その対策として、
- 休憩エリアと仕事エリアを分ける
- お茶を飲む
- 疲れたら外に出る
の三つを取り入れることにしました。
休憩エリアと仕事エリアを分ける
部屋が増えたので、- ベッドは仕事をする部屋には置かない
- 寝室にはPCを持ち込まない
- 休むときはしっかり休む
というルール設けました。
これまではPCがいつでも目に入る環境で生活をしていたので、なんとなく仕事のことを思い出して気が休まらない、だらだらと仕事を続けてしまう。ということが結構あったのですが、エリアを切り離したおかげで、気持ちの切り替えがうまくできるようになったと思います。結果的に中途覚醒が減り、睡眠の質が向上したと感じています。
お茶を飲む
オフィスにはコーヒーメーカーやお菓子が常に置いてあったのでほぼ無限に摂取できたのですが、家だと自分で用意しないといけません。でもそれはちょっとめんどくさい。そもそも摂り過ぎも体にあまり良くありません。というわけで、簡単で色々な種類があるお茶を好んで飲むようになりました。
最近のお気に入りは、KALDI で購入できるガーデンティーです。
真っ青なお茶なのですが、レモンなどの柑橘系のものを入れるとピンク色に変化します。
見た目がフォトジェニックでいて、さらにビタミンCも豊富で体に良いらしいです。
さらに、お茶を入れる時には Brita で浄水した水を使っています。浄水した水を使うだけで全然味が違います。
疲れたら外に出る
少し疲れたら気分転換に外に出るようにしています。ベランダに椅子やテーブルを置いて、そこで作業してみたり。
もうちょっと気分転換したいなという時には少し離席して近所を散歩したり、ランニングをするようになりました。
やっぱり都心に比べると周りが静かなので、外に出るだけでだいぶ気分転換になります。
まとめ
- 自分の生活スタイルに合う場所へ引越す
- デスク周りを見直す
- 休憩をする
以上のことを在宅勤務環境改善のために行った、あるいはやるようになったのですが、都心でリモートワークを手探りでやっていた頃に比べるとストレスなく働けています。
みなさんの在宅勤務環境や、やってよかったことなどあればぜひ教えてください。