社員旅行 2024
木枯らしが吹き、冬の足音がすぐそこまで近づいてまいりました。
寒さが厳しくなる折、どうぞご自愛くださいませ。
2024年も、いよいよ終わりが近づいてまいりました。
様々な出来事があった一年ですが、弊社では昨年に続き、社員旅行を実施することができました。
前回は宮古島でしたが、今年は趣向を変え、雄大な自然と美食を楽しむ「北海道」へ。
昨年は初めての開催ということもあり、準備段階で苦労した部分も多くありましたが、今回はその反省を活かしてスムーズな計画を目指しました。
前回との比較や改善点も交えながら、今年の社員旅行を振り返ってみたいと思います。
01 概要
今年の社員旅行は、リフレッシュと交流を目的に北海道・札幌で実施しました。
2 泊 3 日の行程には、東京・大阪から総勢約20名以上が参加。今年初参加の新入社員も多く、和気あいあいとした雰囲気でスタートしました。
全体の予定としては、初日と最終日に全員で楽しめるよう簡単なツアーを取り入れつつ、2 日目は全員自由行動の時間を設けることで、それぞれが北海道の魅力を満喫できる構成に。
また、連絡には Slack を使用し、新たな取り組みとして社員旅行専用アプリを導入。旅行の楽しみをさらに広げる工夫も加えました。
02 スケジュール
スケジュールは以下の通り。
1 日目と最終日は、全員で楽しめるアクティビティを中心に計画しました。
- 1 日目
- 朝:羽田空港または伊丹空港に集合
- 昼過ぎ:新千歳空港到着
- バスツアー開始:バスガイドさんと合流、ツアー出発
- えこりん村:昼食バイキング
- エスコンフィールド:観光
- 夕方:ホテル到着、荷物を置いて夕食会場へ
- 夜:すすきので地元料理を堪能
- 夕食後:解散、自由行動
- 2 日目
- 完全自由行動
- それぞれが自由に観光やグルメを楽しむ
- 完全自由行動
- 3 日目
- 朝:ホテルロビーに集合、各自チェックアウト
- 午前:バスで場外市場へ
- 市場で買い物
- 昼:サッポロビール園でジンギスカン昼食
- 午後:新千歳空港へ移動
- 順次:各自フライトで帰路へ
- 到着後:自由解散
2 日目は完全に自由時間。各自が思い思いの時間を過ごしました。
一人で早朝から出発し、一日かけて札幌と宗谷岬を往復した社員もいれば、数人でレンタカーを借りて富良野のラベンダー畑を訪れたグループや、温泉でリラックスするグループも。また、市内散策を選び、札幌のカフェや地元グルメを堪能する社員も多く、自由な時間の中でそれぞれが北海道の魅力を満喫していました。
さらに、ばんえい競馬を観戦しに行った社員や、飛行機を使って函館まで足を伸ばした社員もおり、自由行動ならではの多様な楽しみ方が見られて面白かったです。
また、Googleの位置共有機能を利用し、参加者が北海道中を自由に巡っている様子をリアルタイムで確認できるように。それぞれが訪れた場所やルートが共有され、北海道の広大さを実感することができました。
03 社員旅行アプリ
今年の社員旅行では、社員旅行専用のアプリを開発し活用しました。このアプリは、スケジュールの確認や写真投稿のタイムライン、コメント機能を通じて、情報共有や交流を促進するために作られたものです。その中でも、目玉となったのが「ミッション機能」でした。
アプリの主な機能
- スケジュール確認:旅行中の行程や集合場所、時間などをリアルタイムでチェック可能。
- タイムラインとコメント機能:社員が写真を投稿し、それにコメントし合うことで、旅行中の交流をオンラインでも広げる仕組み。
- ミッション機能:旅行中に設定された課題を達成し、写真投稿や得点を競う仕組み。ミッションの詳細や進捗状況もアプリ内で確認可能。
- ミッション状況の可視化:ミッションの得点状況を随時確認でき、参加者間での盛り上がりをサポート。
このアプリは、スケジュール管理や情報共有をスムーズにするだけでなく、社員間の交流を自然に生み出すツールとして大きな役割を果たしました。
中でもミッション機能は、観光や食事を楽しみながら課題をクリアし、写真を投稿して得点を競う仕組みで、多くの社員が楽しんで参加していました。Slackとはまた違った形でつながりを感じられる点が好評で、旅行全体をさらに盛り上げるきっかけになったと思います。
最終日には、ミッションの得点状況をもとに表彰が行われ、上位 3 名に木彫りのくまを贈呈しました。表彰式は、ただの結果発表にとどまらず、旅行を通じて生まれたエピソードをみんなで共有する楽しいひとときにもなりました。
このアプリの導入によって、旅行は観光や自由行動だけでなく、全員で共有できる特別な体験へと進化したのではないでしょうか。
開発の背景や詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
また、こうしたアプリの開発に興味がある方やご相談をご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。私たちが全力でサポートいたします!
04 昨年との違い
今回の社員旅行は、前回の経験を活かして計画を進めた結果、準備段階からスムーズに進行することができたのではないでしょうか。
前回は、突然 2 ヶ月以内に社員旅行を決行することになり、行き先や旅行会社の手配を急ピッチで進める必要がありました。
そのうえ、参加者全員が「一人一部屋で宿泊」という希望があり、限られた時間の中で条件を満たす宿泊先を探すのに、非常に難儀したのを覚えています。
なんとか宮古島のリゾートホテルに空きを見つけ、予約にこぎつけましたが、そこに至るまでに多くの時間と労力を要しました。しかし、苦労はそれだけでは終わりません。
さらに、行き先が決まった後も、
- 参加者情報の収集
- 部屋割り
- 食事のアレルギー確認
- アクティビティの計画
- レンタカーの手配
など、短期間で数多くの準備をこなさなければならず、慌ただしい計画となりました。
今回は、昨年のデータやノウハウを活用したことで、参加者情報の収集や宿泊先の手配がかなり効率化されたと思います。
また、何と言っても前回はほとんど一人で企画を進めていたような状態だったため大変でしたが、今年はチームを組み、定期的にミーティングを行いながら役割を分担して進められたことが大きな違いでした。この体制のおかげで、昨年よりも負担が軽減され、準備段階からスムーズに進行することができました。
クリアカード
また、去年の宮古島では社員旅行中の記念撮影用にアクリルスタンドを制作し、スタッフ全員に配りましたが、今年はクリアカードを作りました。
クリアカードは全部で 8 種類あり、どれが当たるかわからないように銀紙で包装されてあります。
スタッフには 3 枚ずつ配布され、写真撮影用として使うだけでなく、社員同士でカードを交換し合うなどの交流のきっかけにもなりました。
05 まとめ
今回の社員旅行は、「リフレッシュ」と「社員間の交流を深める」という目的をしっかりと果たすことができた 2 泊 3 日でした。自由行動が多いスケジュールの中でも、旅行専用アプリやミッション機能を活用することで、社員同士のつながりを感じられる機会が多くありました。
弊社では、社員の約 8 割がリモートワークをしており、普段は直接顔を合わせる機会が少ない中、今回の旅行は貴重な交流の場となりました。
参加者からは、「普段話せない社員と交流できた」「久々にリフレッシュできた」といった感想が寄せられ、特に新入社員にとっては、会社の雰囲気に馴染む良い機会になったようです。
また、今回導入した旅行専用アプリは非常に好評でした。スケジュールや写真投稿のタイムライン、ミッション機能などが旅行中の楽しみを広げるだけでなく、旅行後も閲覧できるようにしたことで、「家族や友人に社員旅行の話をする際に役立った」といった声も寄せられました。
今後も、このような取り組みを続けながら、旅行に限らず、日々の業務においても新しいチャレンジや発見を積極的に取り入れ、さらに成長できるよう努めていきたいと思います。
社員旅行で得られた経験が、業務にも前向きな姿勢や新しい発想をもたらしてくれることを期待しています。