3DフィギュアでトイレのサインをDIYした話

少し前のことになりますが、弊社オフィスのトイレサインをオリジナルで制作・設置しました。
使用したのは、弊社マスコットキャラクター「Sくん」と「2さん」の3Dフィギュア。
このサインは既製品ではなく、社内でのちょっとした発案から始まり、スタッフの手によって DIY で仕上げられたものです。
日頃から社内でも親しまれているキャラクターを活かし、オフィス内のサインにも“らしさ”を取り入れた事例として、ここでご紹介します。
01 トイレサインを S2 らしいものにしたい
1 階の 2 つのトイレは、もともと男女別に分かれてはいましたが、視覚的に明示されたサインはありませんでした。
来訪者にもわかりやすく、かつ自分たちらしいサインを取り付けられないか——そんな声がきっかけで、この取り組みが始まりました。
そこで目をつけたのが、過去に制作していた S くんと 2 さんの3Dフィギュアです。
このフィギュアは、マスコットキャラクターを用いたグッズ制作の一環として作られたもので、その制作経緯についてはこちらのブログ記事でもご紹介しています。
フィギュアの加工とサインの設置
今回の制作は、弊社デザイナーの yamada を中心に、negi とともに進められました。
まず、S くんと 2 さんのフィギュアに取り付けられていた台座を取り外すところから。

そのままでは足元に塗装の剥がれた白地が見えてしまうため、元の色味に合わせてアクリル絵の具で再塗装が行われました。
塗料の選定や仕上げの質感にもこだわりながら、見た目にも自然に馴染むように細かな調整が加えられています。

続いて、フィギュアの背中にドリルで小さな穴を開け、ネオジム磁石を埋め込む加工を実施。
磁石のサイズや深さを調整し、しっかりと安定して壁に取り付けられるよう、試行錯誤を重ねながら仕上げていきました。
当初は固定方法についても検討がありましたが、着脱のしやすさを考慮して磁石方式が採用されています。
設置場所のトイレのひとつには、すでにアールのついたアクリル板状の装飾があったため、それに合わせて東急ハンズで金属板をカット加工し、フィットするサイズで調整。
最後に強力な粘着テープで金属板を取り付け、そこに加工済みのSくんと2さんのフィギュアを装着して、サインが完成しました。


02 終わりに
この取り組みは、社内にある素材やアイデアを活かして、空間にわかりやすさと少しの“S2らしさ”を加えた、キャラクター活用の一例です。
S くん、2 さん、そして最近加わった F ちゃんをはじめ、これまでにも社内外向けに日常で使えるグッズをたくさん制作してきました。
ただ、それだけでなく、「やってみたい」と思ったことを、自分たちの手で実際に形にできる環境があることも、弊社の大きな特徴です。
必要なものを、自分たちで工夫してつくる。働きやすくするために、少しずつ整えていく。
そうした動きが、社内のあちこちで自然と根づいています。
小さな工夫やものづくりの積み重ねが、S2ファクトリーらしい空気をつくっているのかもしれません。
普段の仕事でも、そんな「らしさ」を大切にしながら、かたちにしていくことを続けています。
下の特設サイトにオフィスに関する記事がまとめてありますので、良かったらそちらも合わせてご覧になってみてください。

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