家にあるハンドメイド用品
インスタで流れてきた鮑のパスタの作り方の動画を見ていたら「ここで鮑を入れます。ない方は代わりに蒲鉾でも大丈夫」「そうしたら鮑でとった出汁を入れます。ない方は代わりにパスタの茹で汁でも大丈夫です」というようなことを言っていましたが、そんなことがあるでしょうか。
今回は弊社のある社員が「家にあるハンドメイド用品」について話しました。
時折猛烈に何か作りたい衝動に駆られます。
そういう時に作るのがハンドメイド。ハンドメイドと言うと DIY 的なものを思い浮かべる方がいるかもしれませんが、私の場合は手芸です。
材料や道具などは大体百均で揃うものばかりなので、どなたでも手軽に始められます。
というわけで、今回は家にあるハンドメイド用品の紹介をしようと思います。
01 ハンドメイドとは
ハンドメイドとは、その名の通り「人の手によって作られたもの」のことです。
そうは言っても手しか使わないというわけではなく、あくまで「お手製」を指しているため工具を使うものでもハンドメイドと呼ばれています。
工業製品のように大量生産されておらず、商品というよりは作品として取り扱われる場合が多いのかもしれません。
02 家にあるもの
布編
裁縫道具
基本的なものとしてはこちら。
百均で買えるものがほとんどです。
- 糸切りバサミ
- 布きりばさみ
- チャコペン
- 針
- 針山
- メジャー
- くるみボタン
- 布用ボンド
- 布用両面テープ
黒く塗って隠してある部分に名前が書いてあるのですが、それらは小学生の頃に学校で購入させられたもので、今でも使っています。
もしかしたら皆様の中にも裁縫の授業を受けたことがあるという方もいるのではないでしょうか。
針は折れなければ使い続けられますし、昔は大きく感じていた布切りバサミなども大人になってサイズがちょうど良くなりました。本当に重宝しています。
ミシン
続いてミシンです。おそらくもう使い始めて10年ぐらいでしょうか。
少し壊れてしまった部分もあるのですが、全然現役で使えています。
トルソー
5 号の女性型トルソーです。
たくさんいろんな服を作りたいと思っていたので購入しました。
6,000円〜8,000円と意外と安く買えた気がします。
他にも 7 号や 9 号などいろんなサイズがあって、平均体型と同じ寸法で作られています。
店頭に置いてあるものは商品をより魅力的に見せるためのディスプレイ用ですが、服の設計や作成にも使用されます。
なかなか普通の家にトルソーがあるのは珍しいかもしれません。
刺繍
刺繍用の枠と刺繍糸です。こちらも百均で買えます。
刺繍をやってみたいという時期があり、たくさん糸を購入したのですが、まだ何も作ったことはありません。。
使わないと勿体無いけど手で縫うのは大変そうなので、刺繍用のミシンを買ってみたいなと考えたりしています。
毛糸
棒針とかぎ針、そして毛糸です。
小学生の頃に棒針編みと言って、2 本以上の棒針を使って編む編み方でマフラーを編んでいました。
最近はかぎ針編みと呼ばれる、先端にフックが付いたかぎ針 1 本を使用して糸をひっかけながら編んでいく編み物に挑戦中です。
色によっては気に入るものがないとかはあるかもしれませんが、毛糸もほとんど百均で揃います。
もちろん針も百均で購入できます。特に針はよく失くすので百均で買えるのは助かります。
布は普通の生地からキャラクター生地、さらには合皮まで。
羊毛フェルトやフェルト、糸全般。服飾品はほぼ全て百均で揃うので誰でも気軽に始められます。
百均はすごい。
アクセサリー編
工具
- ニッパー
- 丸ヤットコ
- 平ヤットコ
- 目打ち
- チェーンの穴を広げたりするのに使う
などです。これらがあれば大抵のアクセサリーは作れます。
もちろん全て百均で購入可能です。
ビーズアクセサリー関係のものも百均に行けば売っていると思います。
レジン・UV ライト
探せばどんどん出てきます。お次はレジンができるセットです。
植物から分泌される透明な「樹脂」のことをレジンと呼びます。
紫外線を照射すると固まる UV レジンと、「主剤」と「硬化剤」の 2 液を混ぜ合わせることで固まるエポキシレジンがあります。
私が持っているのは UV レジンです。なんとこれらも百均で買えてしまいます。
こうやって色々買い揃えたのですが、
- 何層も薄い層を重ねる
- その度に爪楊枝やエンボスヒーターを使用して気泡を飛ばす
- それから硬化させる
とやっていたら結構手間と時間がかかるので、せっかちな私には向いていなかったようでまだ何も作れておりません…。
今のところ作ったアクセサリーの表面をコーティングするのに使っています。
アメリカンフラワー
アメリカンフラワーとはそもそも何かというと、ワイヤーで花びらを作り、それを専用の液体(ディップ液)に浸すと膜が張ります。乾かしたものを組み合わせて花を作るというものです。
道具の説明を簡単にしますと、
- ワイヤー
- ディップ液
- ワイヤーで作った輪を浸して膜を作る合成樹脂液。
- 強化液
- ディップ液で作った膜を丈夫にする
- 薄め液
- ディップ液の粘度調節に使用する専用うすめ液。色を薄めるために使うものではない
- フローラルテープ
- 茎や額部分のワイヤーに巻き付ける
- ゲージパイプ
- 花びらや葉の形を作るときに基本となる輪を作るために使用する
- カラースプレー
- スプレー式着色剤。ぼかしたりグラデーションするのに使う
などが必要になります。
湿気のある日は上手くできないので、基本的には晴れの日に製作しないといけません。
写真のものは百均で購入できませんが、マニキュア+レジンなどで代用できるものが百均にあるので、興味のある方は一度代用のものから始めてみるのもアリかもしれません。
トゥペディップアート協会というものがありますので、詳しくはそちらをご覧になってみてください。
ガラスペイント
家庭のオーブンで焼成できる、ガラス用水性絵具です。
耐熱のガラスにペイントしたものを焼くと絵の具が焼きつきます。
絵の具には、透明タイプと不透明タイプがあり、透明タイプは乾いた時に透け、不透明タイプは乾いても透けません。
私の持っている写真のものは結構高かったのですが、なんと百均でもガラスペイント用の絵の具が買えるそうです。
前に一度「ガラスに何か書きたい!」と思ったことがあり、その時に購入して使ったっきりです。。
以上が私の家にあるハンドメイド用品です。
色々なものを持ってはいるのですが、結局やっていることには偏りがあるというのが現状です。
ここで紹介したものは、ほとんどが百均で揃えられるものばかりです。
当時の私はそれを知らなかったので、ちょっと勿体無いことをしてしまったなと後悔する部分もありますが、、興味の湧いた方はぜひ百均で試しに買って挑戦してみてください。