2023/02/14
自作PCをグレードアップした話
今回は弊社の工藤が「自作PCをグレードアップした話」をしました。
以前お茶会で「パソコンを自作した話」をしました。
半年以上の時間とそこそこのお金をかけて、それなりの性能と拡張性を持たせた PC を自作したのですが、
などの課題を残す結果となりました。
いつかは納得のいくものを組み上げたいと思っていたところ、急な臨時収入が。しかもなんと欲しかったパーツが今なら値下がりしているらしい。
メーカー:AMD
価格:42,568円(※価格はすべて当時私が購入した時のものです。)
これまで使っていた第二世代(Zen+)から、第四世代(Zen3)へグレードアップ。動作周波数は大体同じですが、ゲーミング性能が向上しました。マルチスレッド性能が強いので、動画編集やゲーム中の配信にも役立ちます。
CPU クーラーは同梱されてないので、別に用意する必要があり、しかも熱設計(TDP)が 105W と以前使っていたものより全然高いため、強力な空冷もしくは水冷クーラーを使わなければいけません。
同世代のCPUと比較すると意外にも省電力ではあります。
会社の esports 部での使用が主目的なので、正直ここまでの性能が必要だったかというと微妙なところではありますが、そこはロマンです。
メーカー:MSI
値段:18,900円
MB も買い替えました。消費電力の高い CPU は電源管理も重要です。
これまで使っていた MB で 新しく買った CPU を動かすと、電源回路の発熱に対処できるか不安だったため、電源回路とその冷却部の品質が高そうなものに交換した次第です。
MicroATX から ATX へサイズアップ。チップセットも B450 から B550 へ進化しました。
メーカー:CORSAIR
値段:15,543円
使っている電源ユニットと同じメーカーの製品です。TDP105W を冷やすには、空冷だと大型のクーラーを使わないと冷やしきれなさそうだったので水冷のものを購入しました。
ポンプ部分がなんと七色に光ります。が、使っている PC ケースにガラス窓がついていないため見えません。
ラジエーターのサイズに種類があるのですが、CPU の推奨ラジエーターのサイズが 280mm 以上かつ、PC ケースの制約もあるので、このタイプを選択しました。14cm のファンが二つ付いています。
PC ケースの天面に余裕がありそうなのと排気優先のエアフローにするため、下に排気方向のファンを取り付けました。
メーカー:crucial
価格:14,480円
前回組んだ時にパーツの組み合わせで搭載できなかった 2 枚 32GB の片割れです。満を持して取り付けることができました。
メーカー:Nocture
価格:2,230円
光らない高級 12cm 角ファン。ケース背面に排気方向で設置しています。
CPUに付けるクーラーがポンプになったので、CPU周辺のパーツ(電源回路やメモリ・チップセットなど)に冷風が来なくなったため、ケース内の熱気を逃がしやすく、冷気をより取り込みやすい負圧状態にするために購入しました。
メーカー:AINEX
価格:1,188円
CPU クーラー付属のグリスより熱伝導が良さそうなので購入しました。普通のグリスに比べると値段はまあまあ高いのですが、個人的には満足しています。
これらを PC へ組み込みました。
検証動画のようにしっかりと条件を設定したわけではなく、ただ単にベンチマークソフトを動かしただけなので、参考になるかどうかはわかりません。
一つ目が Ryzen5 3400G で二つ目が Ryzen7 5800X です。
見ての通り、性能さは圧倒的です。
なかなかいい仕上がりになったのではないかと思います。
あとはメモリをフルで使えるようになったので AviUtl に大容量の動画を食わせてもメモリ不足になりません。メモリも CPU も余裕ができたので、配信中の処理落ちやカクつきが減りました。多分。
対して、グラフィックボード(GeForce RTX 2060)がそれに釣り合っていないような気がしています。スペック的にちょっとバランスが悪い?
というわけで、次回はまずグラフィックボードを買いたいです。目標は 144Hz モニターで満足にプレイできるレベルのパーツをそろえること。まだまだ改良する余地はあります。これからもロマンを追い求めていこうと思います。
以前お茶会で「パソコンを自作した話」をしました。
半年以上の時間とそこそこのお金をかけて、それなりの性能と拡張性を持たせた PC を自作したのですが、
- メモリがフルで使えない
- CPU とメモリなどの組み合わせにより、モジュール 2 枚 32GB のうち 1 枚 16GB しか搭載できなかった
- ゲームをしながら配信しようとすると、メモリ使用量が多くなり、空き容量がなくなる
- 実況動画の制作中、動画を編集しようとしたらメモリの空き容量が足りなかった
- 電源の容量を持て余している
- 850W まで供給できるが、まだ余裕があった
- CPU の能力が中途半端?
- とりあえずゲームができればくらいで選んだが、動画編集もやろうとするとちょっと心許ないし、内蔵グラフィック能力も弱かった
- 将来的に 144Hz のモニターを使いたいと思ってるので、余裕が持てる性能が欲しい
- あとはロマン
などの課題を残す結果となりました。
いつかは納得のいくものを組み上げたいと思っていたところ、急な臨時収入が。しかもなんと欲しかったパーツが今なら値下がりしているらしい。
これはもう買うしかない。
ということで、思いきって PC をアップグレードすることにしました。新たに購入したパーツ
CPU:Ryzen7 5800X
メーカー:AMD
価格:42,568円(※価格はすべて当時私が購入した時のものです。)
これまで使っていた第二世代(Zen+)から、第四世代(Zen3)へグレードアップ。動作周波数は大体同じですが、ゲーミング性能が向上しました。マルチスレッド性能が強いので、動画編集やゲーム中の配信にも役立ちます。
CPU クーラーは同梱されてないので、別に用意する必要があり、しかも熱設計(TDP)が 105W と以前使っていたものより全然高いため、強力な空冷もしくは水冷クーラーを使わなければいけません。
同世代のCPUと比較すると意外にも省電力ではあります。
会社の esports 部での使用が主目的なので、正直ここまでの性能が必要だったかというと微妙なところではありますが、そこはロマンです。
マザーボード(MB):MSI MAG B550 TOMAHAWK
メーカー:MSI
値段:18,900円
MB も買い替えました。消費電力の高い CPU は電源管理も重要です。
これまで使っていた MB で 新しく買った CPU を動かすと、電源回路の発熱に対処できるか不安だったため、電源回路とその冷却部の品質が高そうなものに交換した次第です。
MicroATX から ATX へサイズアップ。チップセットも B450 から B550 へ進化しました。
CPUクーラー:Corsair iCUE H115i RGB PRO XT
メーカー:CORSAIR
値段:15,543円
使っている電源ユニットと同じメーカーの製品です。TDP105W を冷やすには、空冷だと大型のクーラーを使わないと冷やしきれなさそうだったので水冷のものを購入しました。
ポンプ部分がなんと七色に光ります。が、使っている PC ケースにガラス窓がついていないため見えません。
ラジエーターのサイズに種類があるのですが、CPU の推奨ラジエーターのサイズが 280mm 以上かつ、PC ケースの制約もあるので、このタイプを選択しました。14cm のファンが二つ付いています。
PC ケースの天面に余裕がありそうなのと排気優先のエアフローにするため、下に排気方向のファンを取り付けました。
メモリ:W4U2666CM-16G
メーカー:crucial
価格:14,480円
前回組んだ時にパーツの組み合わせで搭載できなかった 2 枚 32GB の片割れです。満を持して取り付けることができました。
ファン:Noctua NF-P12 redux1700 PWM
メーカー:Nocture
価格:2,230円
光らない高級 12cm 角ファン。ケース背面に排気方向で設置しています。
CPUに付けるクーラーがポンプになったので、CPU周辺のパーツ(電源回路やメモリ・チップセットなど)に冷風が来なくなったため、ケース内の熱気を逃がしやすく、冷気をより取り込みやすい負圧状態にするために購入しました。
CPUグリス:AINEX ナノダイヤモンドグリス JP-DX
メーカー:AINEX
価格:1,188円
CPU クーラー付属のグリスより熱伝導が良さそうなので購入しました。普通のグリスに比べると値段はまあまあ高いのですが、個人的には満足しています。
合計 80,429円
これらを PC へ組み込みました。
ベンチマークしてみた
「CINEBENCH」というベンチマークソフトを使用して、パーツ交換前と交換後を計測し、性能の変化を見てみました。検証動画のようにしっかりと条件を設定したわけではなく、ただ単にベンチマークソフトを動かしただけなので、参考になるかどうかはわかりません。
一つ目が Ryzen5 3400G で二つ目が Ryzen7 5800X です。
見ての通り、性能さは圧倒的です。
なかなかいい仕上がりになったのではないかと思います。
感想
パーツを交換して、OS やゲームの起動など多少動作が速くなったように思います。あとはメモリをフルで使えるようになったので AviUtl に大容量の動画を食わせてもメモリ不足になりません。メモリも CPU も余裕ができたので、配信中の処理落ちやカクつきが減りました。多分。
対して、グラフィックボード(GeForce RTX 2060)がそれに釣り合っていないような気がしています。スペック的にちょっとバランスが悪い?
というわけで、次回はまずグラフィックボードを買いたいです。目標は 144Hz モニターで満足にプレイできるレベルのパーツをそろえること。まだまだ改良する余地はあります。これからもロマンを追い求めていこうと思います。