2023/02/28
AWS 認定受験記
今回は弊社の小林が昨年の8月に受けた「AWS 認定受験」について話しました。
昨年 AWS の認定試験を受験しました。
今回は AWS 認定試験について、どういう勉強をしたのか、どんな試験内容だったのかを簡単に紹介できればと思います。
AWS 認定試験は、AWS により実施されているベンダー試験です。合格することで資格が取得でき、AWS 上でアプリケーションやサービスの開発を行うための知識やスキルを持っていることが証明できます。
認定資格には、
の 4 つのレベルがあって、それぞれのレベルと分野別に 12 種類の資格を取得可能です。
このような IT 試験には IPA のように国が実施しているものや、Oracle や CCNA などの企業系のものがありますが、企業系のものは大体受験料が高いです。AWS もその例に漏れず…。
ちなみに有効期間は 3 年なので、3 年以内に同じ科目を再受験するか、更に上位の資格を取得しなければ失効します。
受験は基本的にオンラインです。が、試験会場を選択して受験することもできます。調べてみたところ、テストセンターというものが各地にあるようでした。ちなみに私は自宅からオンラインで受けました。
流れとしては、2 週間ほど勉強した時点で申込みをして、その 2 週間後に受験したといった感じです。
初めに書籍を購入して勉強したのですが、それだけでは不安だったので学習サイトも利用しました。
特によかったのは Ping-t です。ログインすれば、SAA なら無料で400問の模擬試験が受けられます。本には書いていないような最近の機能やニッチなところまで網羅されていたのでずっとこれをやってました。
Amazon のアカウントに紐付けてログインできます。
サインインすると、受験日時の選択と、PSI とピアソンの 2 種類の試験サービスからどちらかを選ばせられます。ちなみに平日日中のみしか日時は選べません。
事前に PC のカメラやマイクなどの動作確認をやります。そうしたらサイトに表示されている QR コードを読み込んでそこからスマートフォンで身分証や試験会場の周囲の写真を送るようにという指示が出ます。
試験会場周囲の写真ですが、自宅だったので PC 周りを撮影して送りました。この時に、使わないディスプレイは机の上に置かないようにという注意がありました。なので頑張って外したのですが、もしかしたら上から布を被せておくとかでもよかったのかもしれません。。
ここまでのチェックが完了すると、チャット画面が開きます。
「試験官から書き込みがあるまで待機してください」というような表示が出ているので待機するのですが、同じ時間帯に受験している人が多いからなのか順番に一人ずつ案内していく形式だったのか待ちの時間が長かったです。
チャット画面では、
などの案内や質問をされました。確認項目の度に○をつくらされるのですが、反応が遅いので○のポーズのまま待機する時間が多かったように思います。
大体ここまでで待機時間抜きで20分程度かかりました。
書籍で学んで出てきたことは 3~4 割ぐらいでした。一方で学習サイトで勉強したことは約 4 割程度。
学習サイトも利用していてよかったです。
問題としては、ネットワークのセキュリティグループの組み合わせを作らせる問題が多かったように思います。あとは Kubernetes 関係の話もよく出てきました。
回答が終了すると最後のページに振り返り画面があるのですが、問題文が書いていないのでどこに戻ればいいのかがわかりません。。
一応問題を解いている最中に「後で解く」ボタンが設置されていたので、それにチェックを入れておけばよかったのかもしれません。これから受験を考えている人は是非有効活用してみてください。
合格すると 3 年間、SAA 合格者であることが名乗れます。
さらに、認定バッチが確認できるようになり、次回の試験が 50%OFF で受けられるとか、AWS 認定グッズが購入できるようになったり、AWS SUMMIT などのイベントで AWS 認定者専用ラウンジに入れるようになるなどの特典が受けられます。合格しないとグッズは買えないみたいです。
不合格の場合でも、2 週間後から試験が受けられるようです。
また、AWS とは別で Terraform Associate というTerraform がやっている認定資格もあるので、そちらも取りたいなと思っています。AWS 認定資格に比べて半額程度で受験できるのですが、その分 2 年で失効してしまいます。
案内も問題も全て英語な上、合格記を読む限りでは試験官と英語で口頭のやりとりも行わなければいけない、加えて実技もあるそうなので少し大変そうです。
今後も折を見て資格取得に励んでいこうと思います。
※情報は2022年8月頃のものです。現在の状況とは異なる場合があります。
昨年 AWS の認定試験を受験しました。
今回は AWS 認定試験について、どういう勉強をしたのか、どんな試験内容だったのかを簡単に紹介できればと思います。
AWS 認定試験について
AWS 認定はクラウドの専門知識を検証することで、専門家は需要の高いスキルを示し、組織は AWS を使ったクラウドイニシアチブにおいて効率的かつ革新的なチームを構築するのに役立ちます。個人やチームが独自の目標を達成できるように、役割と専門分野ごとに設計したさまざまな認定試験から選択します。
出典:AWS 認定
AWS 認定試験は、AWS により実施されているベンダー試験です。合格することで資格が取得でき、AWS 上でアプリケーションやサービスの開発を行うための知識やスキルを持っていることが証明できます。
認定資格には、
- FOUNDATIONAL
- ASSOCIATE
- プロフェッショナル
- 専門知識
の 4 つのレベルがあって、それぞれのレベルと分野別に 12 種類の資格を取得可能です。
このような IT 試験には IPA のように国が実施しているものや、Oracle や CCNA などの企業系のものがありますが、企業系のものは大体受験料が高いです。AWS もその例に漏れず…。
ちなみに有効期間は 3 年なので、3 年以内に同じ科目を再受験するか、更に上位の資格を取得しなければ失効します。
受験は基本的にオンラインです。が、試験会場を選択して受験することもできます。調べてみたところ、テストセンターというものが各地にあるようでした。ちなみに私は自宅からオンラインで受けました。
受験準備
今回、私が受験したのは 「Solutions Architect」という資格です。流れとしては、2 週間ほど勉強した時点で申込みをして、その 2 週間後に受験したといった感じです。
学習のために使ったもの
これらを学習に使用しました。- AWS認定資格試験テキスト AWS認定 ソリューションアーキテクスト-アソシエイト
- 書籍。 2 週間ほどで読み終えた。大まかに試験内容を予習するのには役立った。
- AWS Skill Builder
- AWS が自前で用意している学習サイト。一部が無料で学習できる。
- Ping-t
- IT 試験対策サイト。
初めに書籍を購入して勉強したのですが、それだけでは不安だったので学習サイトも利用しました。
特によかったのは Ping-t です。ログインすれば、SAA なら無料で400問の模擬試験が受けられます。本には書いていないような最近の機能やニッチなところまで網羅されていたのでずっとこれをやってました。
申込み
認定サイトにログインして受験の申込みを行いました。Amazon のアカウントに紐付けてログインできます。
サインインすると、受験日時の選択と、PSI とピアソンの 2 種類の試験サービスからどちらかを選ばせられます。ちなみに平日日中のみしか日時は選べません。
- PSI
- 案内が全て英語のみ。試験は日本語選択可能。
- ピアソン
- 案内も試験も日本語選択可能。
試験当日
試験 15 分前から試験サイトにアクセスできます(試験サイトには AWS 認定サイトの管理画面から遷移)。事前に PC のカメラやマイクなどの動作確認をやります。そうしたらサイトに表示されている QR コードを読み込んでそこからスマートフォンで身分証や試験会場の周囲の写真を送るようにという指示が出ます。
試験会場周囲の写真ですが、自宅だったので PC 周りを撮影して送りました。この時に、使わないディスプレイは机の上に置かないようにという注意がありました。なので頑張って外したのですが、もしかしたら上から布を被せておくとかでもよかったのかもしれません。。
ここまでのチェックが完了すると、チャット画面が開きます。
「試験官から書き込みがあるまで待機してください」というような表示が出ているので待機するのですが、同じ時間帯に受験している人が多いからなのか順番に一人ずつ案内していく形式だったのか待ちの時間が長かったです。
チャット画面では、
- 試験開始後にカメラから外れたら強制終了
- 試験開始後にカメラに無関係の人が映ったら強制終了
- 理解できたらカメラに向かって両手で○をつくれ
- カメラを移動させて机を全部見せろ
などの案内や質問をされました。確認項目の度に○をつくらされるのですが、反応が遅いので○のポーズのまま待機する時間が多かったように思います。
大体ここまでで待機時間抜きで20分程度かかりました。
試験内容について
問題は 4~6 択の中から一つ以上を選ぶ選択式で65問あります。書籍で学んで出てきたことは 3~4 割ぐらいでした。一方で学習サイトで勉強したことは約 4 割程度。
学習サイトも利用していてよかったです。
問題としては、ネットワークのセキュリティグループの組み合わせを作らせる問題が多かったように思います。あとは Kubernetes 関係の話もよく出てきました。
回答が終了すると最後のページに振り返り画面があるのですが、問題文が書いていないのでどこに戻ればいいのかがわかりません。。
一応問題を解いている最中に「後で解く」ボタンが設置されていたので、それにチェックを入れておけばよかったのかもしれません。これから受験を考えている人は是非有効活用してみてください。
試験終了後
試験を終了して提出すると、即時結果が発表されます。無事合格できていました。合格すると 3 年間、SAA 合格者であることが名乗れます。
さらに、認定バッチが確認できるようになり、次回の試験が 50%OFF で受けられるとか、AWS 認定グッズが購入できるようになったり、AWS SUMMIT などのイベントで AWS 認定者専用ラウンジに入れるようになるなどの特典が受けられます。合格しないとグッズは買えないみたいです。
不合格の場合でも、2 週間後から試験が受けられるようです。
今後について
せっかく一つ資格が取れたので、プロフェッショナル資格についても挑戦しようと思っています。なのでもうちょっと踏み込んで勉強していくつもりです。また、AWS とは別で Terraform Associate というTerraform がやっている認定資格もあるので、そちらも取りたいなと思っています。AWS 認定資格に比べて半額程度で受験できるのですが、その分 2 年で失効してしまいます。
案内も問題も全て英語な上、合格記を読む限りでは試験官と英語で口頭のやりとりも行わなければいけない、加えて実技もあるそうなので少し大変そうです。
今後も折を見て資格取得に励んでいこうと思います。