2016/12/14
Android Things ことはじめ
本日発表された Android Things のデベロッパー・プレビューを少しいじってみました。
https://developer.android.com/things/index.html
そもそも Android Things とは何なのか?
RaspberryPi3 などで Android App(広義)が動作します。 SDK Version は現時点で最新の 24 をサポートしているようです。 GPIO などへも当然アクセスできます。RaspberryPi3 が手元に余っていたので動かしてみた
https://developer.android.com/things/hardware/raspberrypi.html ここにあるとおり、SDカードにイメージを書き込むだけで起動します。 今回は有線で LAN に接続したので起動後に画面に IP アドレスが出るので、そこへ adb connect して完了です。 あとは Android Studio でいつもどおりに開発していきます。 チュートリアルを参考にしながらコードを書いていき、デバッグボタンを押すと RaspberryPi で実行が始まります。 logcat も確認できます。何ができそうか?
ドライバーを書くことで様々な装置やセンサーを Android デバイスの各ボタンなどに割り当てていけます。 例えば GPIO に繋いだタクトスイッチをエンターキーに割り当てることもできますし、音量ボタンに割り当てたりもできます。 割り当てた後はいつもどおりに onKeyDown などのイベントハンドラでイベントを取得できるようになります。 サンプルには GPS や加速度センサーの例も用意されているので、Android デバイス用に書いたコードがそのまま活かせそうです。 https://github.com/androidthings/contrib-drivers もちろんカメラにも対応しています。 が、現状は CSI-2 のカメラのみで、USB カメラは色々と探ったのですが接続できず。。- /dev/video* が生えない
- dmesg 見ると SELinux 関連で弾かれているような。。